ずっと電車で移動していたから、現実に戻ってくるまでの境目がなくて、なんだかよかったかも。最終日の朝に雨が降ったのも、帰りがたい気持ちにならんくて済んで、なんだかよかった。観光の旅行には ちっとも興味がわかないけど、日常を忘れて(これは、ほんとうに文字通り忘れる)計画を立てないで、朝起きたあとのことを、朝起きてから考えられるから、こんな旅はいいなあ。町並みも、海があって、小高い山があって、川が流れていて、鯉のぼりとワニのぼりがそよいでいて、すれ違うみんながのんびりして挨拶を交わして、おいしいご飯が食べられて、お店の人は優しくしてくれて、きれいにされた大きなお風呂も 何回も入れて、ほんとうにしあわせ。すごく、すごく久しぶりにきちんと自分をリセットできた気がする。去年の夏の壱岐以来かもしれない。こういうリセットは必要だ。またいきたいな〜。頑張ったご褒美だなあ。