なつかしむようでさぐりあいのようで「またね」の改札振り返らない 不条理に動き出そうとする風をつかんではなす想像をする 寝たくても寝付けなくなる朝と違うひとりの帰り高速バス とりあえずあいしてるとかすきだとかきょうじゃなくてもいってやんない 「…

意図的と言われてみればそうなのか。隙もないほど予定を詰める。 はげかけた赤は放っておいて下手くそなあなたにぬってもらおう 耳も目ももっていったらいい。今を認識できる器官をぜんぶ。 大分は会えない距離じゃないし、とか関係ないよ。わたしは眠い 大…

ぼんやりと朝が来るのを待っていた（わけじゃなくって眠れなかった） 時間より利便を選んでしまったらきみがいないといまさら気付くいつもなら怒りっぽくなるけど今日は悲しくなってピアノをさわるまたあした。いつか途切れてしまうんだ今は続いているけどい…

からっぽのバスケットから取り出した架空のご飯を食べてる二人 充電が切れそうになる真夜中にコーヒー飲んで眠りにつくの 輪廻転生を信じる？次は猫とかがいいよねひよこでもいい 突き上げるもの積み上げるものそれをくずすいい子でいるのは嫌よ あなたとは…

オール５も学年一もあなたには届かないからマニキュアを塗る くたびれた苺のヘタを取り除くことは夢が見れない夜に似ている

一時半 勝手に切れる携帯の電源と共におちてしまえば ゆううつを白紙に戻して12秒 あたまの中に響く歌声 ぜいたくな祈りをささぐ 玄関で笑うあなたを永遠にする いとしげにのびるその手をつかまえて わたしの髪ごとはくせいにしよう 外は雪 後ろ手に鍵 十年…