2007-06-16 ■ 頭の方すみでなんとなしに考えている タイトルを付けなければならない日記のタイトルを 新しくなったオペラ8番ホームの水色のタイルの行方を 宇宙を泳ぎまわるディスカスの青色を 黒いシャツの残像を 標準語、フランス語を得て失った物を 感情は、どこか出口を見つけないと勝手に出口を見つけてしまう というセリフを 片耳のイヤホンから流れていたのは ツェッペリンだったかレッチリだったかを 映画のラストのモーツァルトを 鍋があればふたを開ける母の癖を受け継いだことを 一年で二つ年を取ることの不思議を すべてが持っていることの意味が あるか ないかを 次の土曜のごはんをシュミレートしながら