月曜日に祖母が倒れた。というのを母からのメールで知った。それから毎日メールしてる。いつもは眠くて返さないのに。
生がちっとも平等でないのに対して、死は平等に与えられると言うことは、重々に分かっているつもりだったけれど、添付された入院手続きの書類やカルテをみて、正気ではいられなかった。独居生活の復帰は困難という文字が、ただひたすらに悲しかった。誰かにすがりたいと思った。
でもいつも通り会社に行って仕事して残業してご飯を食べて寝ている。わたしにできるのは普通に暮らすことだけだ。はみ出せない。生きて、生活していることが、いくことが重要。
でも、それでも、縁起でもないけれど、死んだあとよりも、生きているうちに会わなくちゃ。葬式は、生きている人のための式なのであって、祖母のためじゃない。