食欲がない。夏だなあと実感する。外からはガーリックのいいにおいがするけれど、私はここから動けない。相変わらずな感じで、日曜しか休みがなくて、でもそれなりに遊んだかな。平日は耐えられる孤独が、週末の朝だけは耐えられない。目が覚めたとき 誰かがとなりにいると、心底ほっとする。そしてそうこうしている間に7月も半分終わり、健康診断の結果を受けて眼鏡デビューも果たし、この3日で急速に年を取ったような気がしている。こんなことで泣いたりしない。仕事に忙殺されたとしても、会社から視力と健康を奪われても、悲しくて泣いたりなんか。怒りの矛先を向けたとして、ぶつける体力もないし。そもそも悲しくなんてないし、さみしくもない、悔しくもない。それは呪文のように繰り返すことで現実となる。まあ、むなしさは残るけれど。